特色ある支部活動実施一覧

 

特色ある支部活動助成は、本会支部地域の特性やニーズを踏まえ、個性的あるいはユニークな支部活動に対して経済的援助を行うことにより、支部活動の更なる活性化ならびに支部地域の会員増強に寄与することを目的とし、毎年支部からの応募を募り、2001年度から2014年度まで14回に亘り実施を重ねてまいりました。
選考にあたっては、特色ある支部活動選考委員会の厳選な採択を経て、毎年1~3件の研究課題に対し助成を行いました。
以下に、採択企画の活動報告を掲載いたしましたので、ご覧いただきたくお願い申し上げます。

 

北海道支部
(1) 2001 年度 課題:ロシア極東地域の戸建て住宅建設に関わる北海道の寒冷地技術適用の可能性
(2) 2006 年度 課題:積雪寒冷気候を生かした低コスト貯蔵技術による農業生産環境改善への貢献
(3) 2009 年度 課題:北海道における建築歴史学の研究史
(4) 2010 年度 課題:北海道における漁業関連建築の歴史的研究
(5) 2013 年度 課題:大雪による建物倒壊危険度判定方法の策定

 

東北支部
(6) 2002 年度 課題:環境共生概念啓蒙のための子供向け親子ワークショップ「クリマアトラスをつくる」
(7) 2004 年度 課題:災害を考慮した歴史的建造物のデータベースと活用方法の研究
(8) 2012 年度 課題:東北地域の復興課題を抽出する計画系共同研究会:震災まで、そして震災後
(9) 2014 年度 課題:東北地方における建築デザイン教育の質的向上に向けた、教育機関と設計実務界をつなぐ教育プラットフォームの構築

 

関東支部
提案競技

 

東海支部
(10) 2001 年度 課題:環境デザインワーク&シンクショップによる小中学生のための建築・都市学習プログラムの開発
(11) 2003 年度 課題:歴史的木造密集市街地における住民参加型地震防災まちづくりの意識啓発活動
(12) 2005 年度 課題:都市の記憶を伝えるモノの調査活動とリスト作成

 

北陸支部
(13) 2004 年度 課題:積雪地域の住生活・住空間・まち空間の伝統的知恵に関する調査事業~産官学民連携・地域間連携による学会活動活性化試行事業~
(14) 2008 年度 課題:北信越地域における特色ある土壁構法の研究
(15) 2011 年度 課題:北陸支部における地域と工学教育機関(大学~高等学校)の協働による実践的まちづくり活動のプラットフォーム構築

 

近畿支部
(16) 2002 年度 課題:近畿の街並み・まちづくり選(連続企画)
(17) 2010 年度 課題:用途変更事例の追跡調査による建築・社会経済活性化に関する一考察
(18) 2014 年度 課題:関西地方における液状化の被害と最近の対策工法

 

中国支部
(19) 2006 年度 課題:鳥取県西部地震と芸予地震による地域の景観変貌の追跡調査研究
(20) 2007 年度 課題:被爆都市広島における都市景観の持続方法を提言する
(21) 2008 年度 課題:中国地域における二地域居住の実態と今後の方向性に関する研究
(22) 2013 年度 課題:51C 型・DK タイプの公営住宅へ導入過程に関する調査研究―広島都市圏を主たる対象として

 

四国支部
(23) 2003 年度 課題:旧善通寺偕行社(重要文化財)を中心とした周辺施設調査研究
(24) 2004 年度 課題:木造モダニズム学校建築-日土小学校-リノヴェーション
(25) 2011 年度 課題:男木島(香川県)の石積み集落の保存

 

九州支部
(26) 2001 年度 課題:弧風院 収蔵倉庫コンペ案「解体木材を使用した再生設計コンペティション」
(27) 2005 年度 課題:子ども達を対象とした建築教育活動
(28) 2007 年度 課題:ザビエル旧聖堂再生に伴う施工技術の解明と修復技術の伝授
(29) 2009 年度 課題:九州におけるキリスト教関連の文化的景観形成史の包括的解明と、その継承に向けた地域実践活動