解体から始まる循環型建築学特別調査委員会
■設置期間
2023年4月~2025年3月
■設置目的
これからの日本での建築行為がより少ない環境負荷でより豊かな居住環境の形成に繋がる、建築を循環的行為として検討することである。その始まりにあり、決定的な影響を持つ「解体」の範囲、規模、内容、そして解体された物の廃棄や再利用といった処理方法、さらには近未来の流動的社会に対応する、解体を含んだ建築のシステム構築のために、それら考え方を体系的に整理し、実用に耐える立案とその評価の方法を提案、「『解体』から始まる循環型建築学」の基礎を形作ることを目論んでいる。
■委員構成
委員構成は、会員サインインすると閲覧できます。
■2024年度活動計画
・建築物の解体から始まる循環型建築学の体系化
・解体、改修、廃棄物再利用等に関する参考事例の調査
・建物の劣化状況の評価技術および劣化部位/耐用年数の短い部位の解体・接合に関する技術開発の方向性の提示
・今後の教育や実務に適用可能な業態像、産業形態像の検討
・総合的学問としての体系化に向けた、解体・建設・転用を一体とする理念・計画手法の再検討