土木・建築タスクフォース
■設置期間2021年11月~
■設置目的
日本建築学会と土木学会は、2021年11月11日、協力に関する覚書(MOU)を締結し、両学会の合同委員会として「土木・建築タスクフォース」を設置した。本タスクフォースでは、建築学・土木工学が連携して取り組むべき課題を整理するとともに、個別の課題に対して検討WGを設置し、建築学・土木工学の総合的知見を学会内外に発信していくことを目的とする。
■協力協定
・2021.11 覚書 Memorandum of Understanding(MOU)
・2022.12 災害時における建造物等の被害調査活動に関する協力協定
■合同シンポジウム
➤土木と建築-連携への期待と展望(2022年12月12日)
・各WGの活動状況 (所属はシンポジウム当日時点)
1)アンケートWG 野口 貴文(日本建築学会副会長、TF委員長)
2)社会価値WG 楠 浩一(WG幹事、東京大学地震研究所教授)
3)設計の基本WG 横田 弘(WG主査、北海道大学名誉教授)
4)災害連携WG 立川 康人(WG主査、京都大学教授)
5)脱炭素WG 丸山 一平(WG主査、東京大学教授)
6)DX-WG 蒔苗 耕司(WG主査、宮城大学教授)
・まとめ 小野田泰明(日本建築学会副会長、東北大学教授)
➤土木・建築の連携-次なる展開へ向けて(2023年11月22日)
・トルコ・シリア地震(2023.2.6)の合同災害調査報告(20)
1)日本建築学会 楠 浩一(東京大学地震研究所)
2)土木学会 小野 祐輔(鳥取大学)
・各WG の活動報告(所属はシンポジウム当日時点)1)設計の基本WG 横田 弘(WG主査、北海道大学名誉教授)
2)アンケートWG+社会価値WG(土木・建築連携に関するアンケート:結果速報)
渡邊 武志(WG委員、パシフィックコンサルタンツ㈱)
3)脱炭素WG 丸山 一平(WG主査、東京大学)
4)DX-WG 志手 一哉(WG 副主査、芝浦工業大学)
➤脱炭素WG オンラインワークショップ(2024年3月29日)
1.カーボンニュートラルのゴールとシナリオ
・カーボンニュートラルに向かう世界-建築・土木分野への期待
高村ゆかり(東京大学未来ビジョン研究センター教授)
・カーボンニュートラル社会を先導する循環経済への転換と建設材料
南齋規介(国立環境研究所資源循環領域室長)
2. 建築・土木各論
2-1)スケールをまたいだ地域のエネルギーマネジメント
・持続可能な地域づくりと脱炭素社会ビジョン
五味 馨(国立環境研究所 福島地域協働研究拠点室長)
・脱炭素社会を実現するための都市システムデザイン
村上公哉(芝浦工業大学教授)
2-2)ストックによるカーボンマネジメント
・ストック型社会の観点からみたカーボンマネジメント
谷川寛樹(名古屋大学教授)
・土木・建築からみた建設材料によるカーボンマネジメント
坂田 昇(鹿島建設㈱執行役員)
2-3)パブリックインボルブメント
・求められるトータルシステム思考-個々のシステム境界を超えて
野城智也(東京都市大学学長)
・脱炭素社会への移行に向けた政策過程と市民参加-行動変容に向けた展望
馬場健司(東京都市大学教授)
■土木・建築連携に関するアンケート 集計結果
2022年9月実施 アンケート集計結果
2023年9月実施 集計中
■WGの成果
DX-WG報告「建設DXによる真の生産性向上の実現に向けて」、2023年11月
■委員構成
委員構成は、会員サインインすると閲覧できます。