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 けんちくとーろん/建築をめぐるディスカッション 第1回
 「公共建築は誰のものなのだろうか? -建築設計競技をめぐって」
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主催:日本建築学会 建築討論委員会
日時:2014年2月25日(火曜日)18:00-20:00 (受付開始17:45)
会場:日本建築学会 3階会議室@「建築会館」/東京都港区芝5-26-20

滋賀県守山市、千葉県鋸南町そしてJSCによる新国立競技場のデザイン/プロポーザルコンペなど、話題の設計競技を題材に、これからの公共建築の計画と設計と運営の検討決定実施のあり方について公開討論会を開催します。内容は、4月創刊のWEB版 「建築討論」に掲載される予定です。中長期的に人口減少が明らかである現在の日本社会において、建設される公共建築の量は減少傾向にあるものの、その役割と質と性能については、より一層高く、革新的な場と空間が求められていると考えられます。公共性をそなえた建築の建設事業にあたり、設計内容をより高め、社会により適切にマッチングさせるためには、計画検討のあり方、設計者選定方法、設計内容の決定プロセスなどを時代と地域に適合するように、大幅に改めていく必要があると考えられます。
公共建築の計画、設計、建設、運営のあり方と改革の方向性について討論します。

*日本建築学会では、紙媒体の建築メディアの減少にともなって社会と建築をめぐる討論の機会が減少してきたことに鑑み、建築討論委員会を設置しました。
 本公開討論会は、当該委員会での討論を開いて行うものです。関心のある会員諸氏のご参加を期待します。
*参加費 無料
*定 員 50名
*申込制・先着順 参加ご希望の方は、電子メールにて事務局宛にお申し込みください。
           2/25(火)開催の「建築討論委員会」への参加を希望します
             氏名 / 所属 / メールアドレス

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(敬称略)
18:00-18:10
布野修司(建築討論委員会委員長/滋賀県立大学副学長)
あいさつ/ローカル・コンペとナショナル・コンペ

●第一部 18:10-18:40 ふたつのミニレクチャー

(フレームワーク提示)
山本理顕(建築家)
国と個人のあいだを設計する

松隈 洋(近代建築史、京都工芸繊維大学教授)
20世紀建築を21世紀に継承せよ

●第二部 18:40-20:00 ディスカッション

(論点提示)
藤村龍至(建築家、東洋大学准教授)
自治体・市民・大学の連携による公共デザイン

池田昌弘(エンジニア、建築構造設計)
構造エンジニアリングの視点からみた公共建築の近未来

山本理顕、松隈洋が加わりディスカッション

(進行、まとめ)
宇野 求(建築家、東京理科大学教授)
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(申込み・問合せ先)
日本建築学会事務局 担当:今井 imai@aij.or.jp
HP http://www.aij.or.jp/kenchikutouron.html
Tel: 03-3456-2017 Fax: 03-3456-2058
〒108-8414 東京都港区芝5-26-20