建築討論

座談会:
被災地の今-復興まちづくりの課題と展望

主催:日本建築学会 建築討論委員会
日時:9月12日(金)10:00~12:00
会場:神戸大学

東日本大震災からの復興について、これまでを振りかえると共に、今後発生する課題の解決方法について討論する。振り返りの討論としては、震災から3年半が経過した現在の被災地の状況(復興まちづくりの進捗具合、応急仮設住宅の状況、人口減少等々)について災害直後に、どこまで予想ができていたのか、について考える。また、住宅を再建する場所が完成するまでに8年近くかかるという現実を踏まえ、仮設住宅をどうするのか、使われない土地をどうするのか(海辺の移転跡地、使われない宅地)をどうするのかといった、今後解決すべき課題について討論する。

  

コーディネーター
牧 紀男(京都大学)

姥浦道生(東北大学)

竹内 泰(宮城大学)

室崎益輝(兵庫県立大学)

槻橋 修(神戸大学)

復興の格差

肌理細やかな仕事をする技術者不足

実感なき復興と記憶の街

2つの見込み違い:想像以上の人口流出と長すぎる仮設居住

仕組みの問題:合意形成の要件

復興バブルとその後

育っている人材!?

現場が人を育てる

プラットフォームの欠如

学生の力

建築家の横暴:地域を読む力

バラバラで一緒:画一性と多様性

これからが本番!? 街に住み込むプロセス

小さな解答が一杯!? 孵化過程

人と人の出会いと繋がり

仮設の解消

布野 (記録・文責 布野修司)


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