『鋼構造接合部設計指針』は、鋼構造建築の接合部に関する設計指針を可能な限り網羅的に明示し、その考え方を記述することを目的として、2001年に刊行されました。2012年の第2次改定から6年近く経過し、この間に蓄積された技術的知見を反映させるため、『鋼構造接合部設計指針』[第4版]を発刊する運びとなりました。
主な改定点は以下のとおりです。
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接合要素と接合部の基本性状(2章)では、12G溶融亜鉛めっき超高力ボルトを本文に記載しました。 |
A |
柱梁接合部(4章)では、混用形式の接合部に関する解説を充実させるとともに工場溶接形式の接合部に関しても全面的にデータを更新するなど、梁端接合部の性能に関する解説を抜本的に見直しました。 |
B |
ブレース接合部(6章)では、新たにブレース接合部における圧縮応力下での安定性に配慮した解説を追加しました。 |
C |
柱脚(7章)では、2017年に刊行しました『鋼構造柱脚設計施工ガイドブック』で検討された内容をもとに、露出柱脚を中心に内容を見直しました。 |
現在、2021年1月の刊行をめざして専門家によるレビューを行っておりますが、会員のみなさまにもお目通しいただき、ご意見をうかがうことになりました。ぜひ多角的な視点から建設的なコメントをお寄せください。
なお、ご意見は日本建築学会会員番号・氏名を明記のうえ、下記宛にEメールでお送りください。
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日本建築学会 構造委員会 鋼構造運営委員会
鋼構造接合小委員会 |
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『鋼構造接合部設計指針』 本文案概要
(ダウンロードするには本会Webサイトへのサインインが必要です。) |
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ご意見送付先 |
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山田 哲 (鋼構造接合小委員会主査/東京工業大学)
yamada.s.ad*m.titech.ac.jp (*を@にかえて送信してください。) |
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締 切 |
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2020年 2020年2月20日(木) |
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