『建築基礎構造設計指針』 意見募集(個人会員限定)

 本会の「建築基礎構造設計指針」は、1952年11月にその初版が「建築基礎構造設計規準・同解説」として出版されて以来、4回の改定を経て現在まで65年にわたって建築基礎構造に関する学術・技術の発展に貢献してきました。
 前回2001年改定から15年以上が経過し、その間に地盤と基礎の不具合事例、地震被害と新たな教訓が蓄積され、基礎構造と地盤に関する学術・技術が進展しています。また時代とともに、建物の安全性や機能性に対する社会のニーズが高度化・多様化し、建築基準法を満足しているという単一の性能だけでは対応できなくなっています。これに対応して、2001年改定版では性能設計の考え方が取り入れられ、使用限界、損傷限界、終局限界状態が定義され、対応する要求性能が基礎構造種別ごとに設定されました。しかし、安全性の検証に用いる荷重・耐力係数法における安全係数(耐力係数、荷重係数)については言及されておらず、分かりにくい部分があるとのご指摘をいただいています。また上部構造に対しては、大地震に対する設計(2次設計)が必須となっていることから、それを支持する基礎構造についても建物重要度や継続使用の必要性(性能グレード)を考慮した2次設計の道筋が示されるべきとの指摘もあります。
 以上の背景より、基礎構造運営委員会では、2011年より建築基礎構造設計指針改定小委員会を設置し、最新の知見と社会ニーズを適切に反映させ、分かりやすくより有用な指針作成を目指して改定作業を進めて参りました。現在2019年度刊行に向けて専門家によるレビューを行っておりますが、会員の皆様にもお目通し頂き、ご意見をうかがうことになりました。是非、多角的な観点から建設的なコメントをお寄せいただければと思います。
 なお、ご意見は日本建築学会会員番号・氏名を明記の上、下記にEメールでお送りください。

日本建築学会 構造委員会 基礎構造運営委員会
  建築基礎構造設計指針改定小委員会
  ■『建築基礎構造設計指針』 本文案概要
 
  ■ご意見送付先 : 鈴木康嗣(建築基礎構造設計指針改定小委員会 幹事/鹿島建設)
suzuki-ykajima.com (*を@にかえて送信ください)
 
  ■締  切    : 2018年9月30日(日)

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