『鉄筋コンクリート基礎構造部材の耐震設計指針(案)・同解説』 意見募集(個人会員限定)

 1981年の新耐震設計法では上部構造の設計に保有水平耐力計算が導入され、強度と変形性能(弾塑性挙動)を考慮して耐震設計を行うようになった。一方、基礎構造の耐震設計に関しては、1984年に通達が出され、2001年の告示化で1次設計が義務化された。また、日本建築学会『建築基礎構造設計指針(2001)』刊行や、東北地方太平洋沖地震(2011年)など大地震での基礎の被害の検証などにより、上部構造同様に基礎構造においても、大地震時の性能評価が薦められてきている。しかし、基礎構造の大地震時の検証方法に関しては、建物全体の設計という観点から基礎構造を捉えた総合的な設計規準はなく、設計者は「終局時に上部構造と基礎構造を含めた建物全体がどのような崩壊形になるのか」という設計思想が少ないまま、設計方法や解析モデルを選択し、基礎構造の終局状態の検討(2次設計)を行っているケースがあると考えられる。
このような状況にあって、短期許容応力度設計で想定する地震力を超える大きな地震力に対する明確な、鉄筋コンクリート基礎構造部材の耐震設計法を提示する目的で、「鉄筋コンクリート基礎構造部材の耐震設計指針(案)」の策定にあたっている。
本指針においては、特に中地震時および大地震時における基礎構造の性能設計を目的として、上部構造の耐震設計と基礎構造部材の耐震設計を対応させて、基礎構造部材の耐震設計を行うことを意図している。
今回、刊行に向け、指針原案本文に対し、会員各位から意見を募集する。

日本建築学会 構造委員会 鉄筋コンクリート構造運営委員会
鉄筋コンクリート部材性能小委員会
  ■『鉄筋コンクリート基礎構造部材の耐震設計指針(案)・同解説』 本文案概要
 
  ■ご意見送付先 : 小室 努(RC基礎構造部材の耐震設計WG主査 /大成建設(株)技術センター)
komuroarch.taisei.co.jp (*を@にかえて送信ください)
 
  ■締  切    : 2016年4月28日(木)

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