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わが家の耐震 −木造編−

6. 被災建物の応急・恒久修理


応急修理

  1. 最初に瓦やガラスなど落下しやすくなったものを取り除きます。
  2. その後,ただちに支柱(角材,鋼管等),筋かい(柱の3ツ割材等)で建物を補強し,余震で倒壊しないようにします。
  3. 軸組接合部が破損した箇所では,梁やけたが余震で落下しないように方づえや支柱を設けます。
  4. 基礎やつか石からはずれた柱や土台の下端を角材,石材等で支えます。

半壊家屋の応急修理例


恒久修理(以下を参考にして専門家に対策を相談してください)

  1. 損傷がひどい壁面の内外装材をはがして,軸組,筋かい,接合部等の破損程度を調べ,取換えが必要な部材,再使用できる部材,接合部の補強方法等を定めます。
  2. 基礎,床組,小屋組,屋根についても同様に調べます。
  3. 建物をチェーンブロック等により引張って,垂直に固定し,柱,梁,筋かい等の部材を取換え,破損箇所を修理して,接合部を補強します。
  4. 筋かいのない壁及び腰壁等の壁面には,合板,パーティクルボード,石膏ボード等耐力効果がある面材を釘打ちするなど必要な壁量を確保します。それでも壁量が不足する場合には,建物の内部に新たな壁を設けたり,外周部に控壁を設けたりします。面材の耐力効果については建設省告示第1100号,建物の必要壁量については建築基準法施行令46条に規定されています。
  5. 基礎が破壊した場合は,鉄筋コンクリートで補強し,一体化を図ります。

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