2008年各賞受賞者

(敬称略)

2008年日本建築学会大賞

建築に関する学術・技術・芸術の発展向上に長年の業績を通じて,特に著しく貢献した本会個人会員。
建築構造物の設計用荷重ならびに構造安全性の研究と耐震技術の国内外における教育・普及に対する貢献
和 泉 正 哲(東北大学名誉教授・東北芸術工科大学名誉教授)
 

都市環境工学の発展に対する貢献
尾 島 俊 雄(元早稲田大学教授・(社)都市環境エネルギー協会理事長・職藝学院学院長)


 

2008年日本建築学会賞(論文)

近年中に完成し発表された研究論文であって,学術の進歩に寄与する優れた論文。
建築空調システムの性能評価と省エネルギーに関する研究
赤 司  泰 義(九州大学准教授)
 

ミクロ解析による建物の換気・通風性能に関する一連の研究
赤 林  伸 一(新潟大学教授)
 

平安時代貴族住宅の研究
飯 淵  康 一(東北大学教授)
 

空間構造物の最適設計に関する一連の研究
大 崎    純(京都大学准教授)
 

鉄筋コンクリート構造物のひび割れ制御を目的とした解析技術とその応用に関する研究
閑 田  徹 志(鹿島建設葛Z術研究所上席研究員)
 

建物の寿命推計に関する研究
小 松  幸 夫(早稲田大学教授)
 

地域コミュニティを活用した持続的住環境管理システムに関する研究 −建築協定地区を中心として−
鈴 木  克 彦(京都工芸繊維大学准教授)
 

高次モーメントによる構造信頼性評価法に関する研究
趙    衍 剛(名古屋工業大学准教授)
 

拡散度法による床衝撃音遮断性能の予測に関する研究
橋 本  典 久(八戸工業大学教授)
 

柱の崩壊挙動を考慮した鉄筋コンクリート建物の耐震性評価に関する研究
芳 村    学(首都大学東京教授)


2008年日本建築学会賞(作品)

近年中主として国内に竣工した建築の設計(庭園・インテリア,その他を含む)であって,技術・芸術の進歩に寄与する優れた作品。


武蔵工業大学新建築学科棟♯4
岩 ア 堅 一(武蔵工業大学教授)


撮影:村井 修

 



ふじようちえん
手 塚 貴 晴(武蔵工業大学准教授・手塚貴晴+手塚由比/手塚建築研究所代表取締役)
手 塚 由 比(手塚貴晴+手塚由比/手塚建築研究所代表取締役)


撮影:木田 勝久


2008年日本建築学会賞(技術)

近年中に完成した建築にかかわる技術の発展に寄与し、優れた成果に結実した技術。
構造用合板を用いてフレキシブルに空間を創出する木造新構法の技術開発
陶 器 浩 一(滋賀県立大学教授)
岡 田 哲 史(千葉大学准教授)


集合住宅工事における建設資材の物流合理化手法の開発
土 橋 稔 美(鹿島建設(株)技術研究所上席研究員)
荻 原 行 正(鹿島建設(株)建築管理本部次長)
坂 野 弘 一(鹿島建設(株)建築工務部担当部長)


自動油圧開閉機構を搭載した高性能制震オイルダンパの開発
山 田 俊 一(鹿島建設(株)小堀研究室長)
田 上   淳(鹿島建設(株)技術研究所上席研究員)
栗 野 治 彦(鹿島建設(株)小堀研究室制震構造研究グループ長)
松 永 義 憲(鹿島建設(株)技術研究所上席研究員)

2008年日本建築学会賞(業績)

近年中に完成した学術・技術・芸術などの進歩に寄与する優れた業績(論文・作品・技術以外)。
職能としての劇場コンサルタントの確立と一連の業績
伊 東 正 示((株)シアターワークショップ代表取締役)


札幌モエレ沼公園の実現に関わる17年間の活動
川 村 純 一((株)アーキテクトファイブ代表取締役)
堀 越 英 嗣(芝浦工業大学教授・堀越英嗣ARCHITECT5代表)
松 岡 拓公雄(滋賀県立大学教授・アーキテクトシップLLC代表)
札  幌  市
イサム・ノグチ財団


大阪市立住まいのミュージアムの企画と活動
谷   直 樹(大阪市立大学教授・大阪市立住まいのミュージアム館長)
北 山 啓 三(大阪市住まい公社理事長)


求道会館・求道学舎の保存と再生事業
近 角 真 一((株)集工舎建築都市デザイン研究所代表取締役)
近 角 よう子(近角建築設計事務所代表)
田 村 誠 邦((株)アークブレイン代表取締役)
渡 邊 保 弘((株)文化財工学研究所代表取締役)
 

2008年日本建築学会教育賞(教育貢献)

建築教育の発展に貢献した教育プログラム・教育等の業績。
キャンパス・エコビレッジの創造のための農・環境・建築創造教育
糸 長 浩 司(日本大学教授)
栗 原 伸 治(日本大学准教授)
藤 沢 直 樹(日本大学助手)
 

ロールプレーイングによる建築プロジェクトマネジメント実習
浦 江 真 人(東洋大学准教授)
 

「Dラーニング」による建築の企画力・計画力養成の実践
笠 嶋   泰(大同工業大学教授)
 

耐震化推進と耐震教育改善のための教材開発と啓発・教育活動の実践
福 和 伸 夫(名古屋大学教授)

2008年日本建築学会奨励賞

会員により近年中に発表された独創性・萌芽性・将来性のある建築に関する優れた論文等の業績。
訪問介護・看護拠点のサービス提供圏とサービス内容の考察 −デンマーク、コペンハーゲンとの比較を通して−
生 田 京 子(名古屋大学助教)
 

各種骨材を用いたコンクリートの乾燥収縮特性と骨材比表面積の影響
今 本 啓 一(東京理科大学准教授)
 

部分スパン数値流体解析結果を利用した柱状物体からの空力音推定法 −推定手法の構築および実証実験−
大 嶋 拓 也(新潟大学助教)
 

高齢者居住施設における個室・ユニット化の意義および問題点 −個室・ユニット型養護老人ホームへの建替え事例を通して−
神 吉 優 美(東洋大学准教授)
 

連層耐震壁構面を有する6階建RC建物の地震時挙動に関する実験的研究 −1層の柱と耐震壁の負担する水平力の分担率について−
楠   浩 一(横浜国立大学准教授)
 

PREDICTION OF INFLOW DIRECTION AT LARGE OPENING OF CROSS VENTILATED APARTMENT BUILDING
甲 谷 寿 史(大阪大学准教授)
 

明治初期における官舎制度の形成過程について −近代日本の官舎建築に関する歴史的研究−
崎 山 俊 雄(秋田県立大学助教)
 

「ポートレイト(pourtraict)」から「プラン(plan)」へ −ルネサンスのパリに於ける都市設計の概念的萌芽とそのための技術的転換に関する研究 その2(完)−
鳥 海 基 樹(首都大学東京准教授)
 

自閉症者グループホームにおける生活行動と支援に関する研究 ノースカロライナ州のTEACCHプログラム・グループホームを事例として
中 島 美登子(有明工業高等専門学校講師)
 

RC部材のスリップ型多軸復元力特性の定式化に関する研究
西 村 康志郎(東京工業大学助教)
 

瑞泉寺徧界一覧亭をめぐる社友形成と詩板制作
野 村 俊 一(東京藝術大学教育研究助手)
 

都市火災の物理的延焼性状予測モデルの開発
樋 本 圭 佑(京都大学助教)
 

設立経緯及び建築類型に見る薩摩藩営鹿児島紡績所 イギリス資本から見た集成館事業の研究(2)
水 田   丞(京都工芸繊維大学日本学術振興会特別研究員)
 

剛性行列のブロック対角化を利用した線形座屈荷重を目的関数とする単層トラスドームの形状最適化
山 本 憲 司(鹿児島大学助教)
 

分散型MTMDによる大スパン建築構造の振動制御に関する研究 −複数モード制御のためのMTMDバンド幅設定法−
吉 中   進(大阪市立大学講師)

2008年日本建築学会作品選奨

その年の作品選集掲載作品のうち特に優れた作品。



龍谷大学大宮図書館
赤 木   隆 ((株)日建設計設計部門設計長)


撮影:東出 清彦



武蔵工業大学新建築学科棟#4
岩 ア 堅 一 (武蔵工業大学教授)


撮影:岩 ア 研 究 室



Gravitecture 大阪城
遠 藤 秀 平 (神戸大学教授)


撮影:松村 芳治



総合地球環境学研究所
岡 本   隆 ((株)日建設計設計部門設計室室長)
寺 岡 俊 彦 ((株)日建設計設計部門設計室主管)
久 下 武 彦 ((株)日建設計設計部門設計室)


撮影:古田 雅文



egota house A
坂 本 一 成 (東京工業大学教授)
遠 藤 康 一 (東京工業大学助教)
岡 村 航 太 (ハッチョウボリ・デザイン・オフィス)
中 井 邦 夫 (神奈川大学准教授)


撮影:坂 本 一 成 研 究 室



北海道薬科大学臨床講義棟C
佐 藤   孝 (北海道工業大学教授)
芳 川 朝 彦 (a-plus 芳川朝彦建築設計室代表)
東 宮 英 明 (大成建設(株)一級建築士事務所)
芹 澤   智 (大成建設(株)一級建築士事務所)


撮影:酒井 広司



京都市本能特別養護老人ホーム・京都市立堀川高等学校本能学舎
設 楽 貞 樹 ((株)安井建築設計事務所常務取締役)
寺 岡 宏 治 ((株)安井建築設計事務所設計部部長)
森   雅 章 ((株)安井建築設計事務所設計部設計主事)
奥   貴 人 ((株)安井建築設計事務所設計部設計主任)





成増高等看護学校
富 永   讓 (富永讓+ フォルムシステム設計研究所代表/法政大学教授)


撮影:新建築写真部



東洋ロキグローバル本社ビル
平 倉 章 二 ((株)久米設計取締役副社長)
山 本 茂 義 ((株)久米設計設計本部建築設計部設計部長)
小 堀 哲 夫 ((株)久米設計設計本部建築設計部上席主査)
三 谷   徹 (千葉大学准教授)
戸 田 知 佐 (オンサイト計画設計事務所取締役パートナー)


撮影:澤田 聖司



坂井市立丸岡南中学校
堀 場   弘 (シーラカンスK&H(株)代表取締役)
工 藤 和 美 (シーラカンスK&H(株)代表取締役/東洋大学教授)
新 谷 眞 人 (早稲田大学特任教授/オーク構造設計取締役)
長 澤   悟 (東洋大学教授)


撮影:淺川 敏



ハーモニー団地
松 永 安 光 (近代建築研究所代表取締役所長)


撮影:堀内 広治


AGCモノづくり研修センター
山 口 広 嗣 ((株)竹中工務店設計部設計担当マネージャー副部長)
宮 下 信 顕 ((株)竹中工務店設計部課長代理)
田 中 誓 子 ((株)竹中工務店設計部設計担当)


撮影:新建築写真部

2008年日本建築学会文化賞

会員以外により,建築文化の向上,建築への理解と認識向上等に貢献した業績。
石工として多くの建築家と協働し自然石を用いた日本ならではの力強い空間を実現した業績
和 泉 正 敏(石のアトリエ主宰・(財)イサム・ノグチ日本財団理事長)
 

小樽運河と石造倉庫群の保存に関わる市民運動を通して小樽都心部の復興・再生に貢献した業績
峯 山 冨 美(小樽再生フォーラム顧問・元 小樽運河を守る会会長)
 

カメラマン(建築写真家)そしてカワラマン(瓦職人)としての建築界への貢献
山 田 脩 二((株)山田脩二・淡路かわら房主宰)