2004年各賞受賞者

(敬称略)



2004年日本建築学会大賞

建築に関する学術・技術・芸術の発展向上に長年の業績を通じて,特に著しく貢献した本会個人会員。
わが国における近代都市計画史の研究とその発展に尽くした功績
石 田 頼 房(東京都立大学名誉教授)

建築設計力学に関する研究と発展に対する貢献
中 村 恒 善(京都大学名誉教授、金沢工業大学客員教授)


2004年日本建築学会賞(論文)

近年中に完成し発表された研究論文であって,学術の進歩に寄与する優れた論文。
インターフェイス・マトリクスによる構工法計画の理論と手法
安 藤 正 雄(千葉大学教授)

太陽放射に起因する昼光と日射の設計用データの標準化に関する一連の研究
井 川 憲 男(竹中工務店技術研究所主任研究員)

都市の計画策定のための計量的支援ツールの開発に関する一連の研究
大 貝   彰(豊橋技術科学大学教授)

構造形態創生法の開発とその空間構造への応用
大 森 博 司(名古屋大学教授)

建築構造物の混合逆問題型設計法
竹 脇   出 (京都大学教授)

建築材料の耐候性予測に関する研究
冨 板   崇 (ウェザリングワークショップ代表)

積雪寒冷地域における住様式と住宅計画に関する一連の研究
野 口 孝 博(北海道大学助教授)

室温変動・熱負荷シミュレーションによる住宅の熱環境予測に関する一連の研究
林   徹 夫(九州大学教授)

数理計画的手法を導入した公共施設の整備方策に関する研究
横 田 隆 司(大阪大学助教授)

人間の動作により発生する床振動の居住性からみた評価方法
横 山   裕(東京工業大学助教授)


2004年日本建築学会賞(作品)

近年中主として国内に竣工した建築の設計(庭園・インテリア,その他を含む)であって,技術・芸術の進歩に寄与する優れた作品。


国立国会図書館関西館


陶 器 二三雄(陶器二三雄建築研究所代表)


撮影:平野湟太郎



ポーラ美術館


安 田 幸 一(東京工業大学助教授・元日建設計)


撮影:石黒 守



福島県立郡山養護学校


渡 部 和 生(惟建築計画代表)

撮影:新建築写真部


2004年日本建築学会賞(技術)

近年中に完成した建築にかかわる技術の発展に寄与し、優れた成果に結実した技術。
炭素繊維シートとCFアンカーによる既存建築物の耐震補強工法の研究開発と普及展開
矢 部 喜 堂(清水建設技術研究所副所長)
福 島 順 一(大成建設設計本部チーフエンジニア)
井 部   博(鹿島建設建築管理本部建築企画部担当部長)
塚 越 英 夫(清水建設技術研究所主席研究員)
神 野 靖 夫(清水建設技術研究所主任研究員)
池 谷 純 一(清水建設技術研究所研究員)



超高層免震技術の開発と実現
川 端 一 三(大成建設技術センター参事)
高 山 正 春(大成建設設計本部構造計画グループグループリーダー)
原   孝 文(大成建設設計本部構造グループグループリーダー)
小 室   努(大成建設設計本部構造グループシニアエンジニア)
木 村 雄 一(大成建設設計本部構造計画グループシニアエンジニア)

2004年日本建築学会賞(業績)

近年中に完成した学術・技術・芸術などの進歩に寄与する優れた業績(論文・作品・技術以外)。
自由学園明日館の保存と活用
吉 岡   努(学校法人自由学園明日館名誉館長)
若 林 邦 民((財)文化財建造物保存技術協会事業部東京支部副支部長)
小 林 直 明(大成建設設計本部プロジェクトリーダー)
柳 澤 孝 次(大成建設技術センター技術顧問)



スーパーRCフレーム構法による超高層フリープランハウジングに関する一連の開発
五十殿 侑 弘(鹿島建設専務取締役)
島 津   護(鹿島建設建築設計エンジニアリング本部技師長)
荻 原 行 正(鹿島建設建築管理本部本部次長)



地域材と地域技術による公共建築の木造化構法の開発と実践
黒 川 哲 郎(東京芸術大学教授)
浜宇津   正(H & A構造研究所代表取締役)


小矢部市水島スポーツセンター  撮影:小林浩志


横浜赤レンガ倉庫の再生に至る一連の活動
横浜市(港湾局赤レンガ倉庫等担当・都市計画局都市デザイン室・市民局市民文化部)
財団法人横浜市芸術文化振興財団
株式会社横浜みなとみらい21
株式会社横浜赤レンガ 代表 村 澤   彰
株式会社竹中工務店 代表 山 田 健 夫
新 居 千 秋(新居千秋都市建築設計代表取締役)

2004年日本建築学会奨励賞

会員により近年中に発表された独創性・萌芽性・将来性のある建築に関する優れた論文等の業績。
建築基準法接道義務の但書き規定の運用実態とその問題点
有 田 智 一(筑波大学助教授)

新宿地域における既存地域冷暖房のネットワーク化に関する検討
韋   新 東(吉林建築工程学院教授/北九州市立大学研究員)

鋼構造多層ラーメン骨組の簡略化塑性崩壊面モデルによる非線形動的応答解析
伊 藤 拓 海(東京大学生産技術研究所研究機関研究員)

ラン大聖堂における水平性
−初期ゴシックの添柱デザイン−
加 藤 耕 一(日本学術振興会海外特別研究員)

ARMAMAモデルによるスペクトル解析と振動モード同定
金 澤 健 司((財)電力中央研究所地球工学研究所主任研究員)

二層ブレース架構における柱材の力学性能の違いが架構の層間変形集中に与える影響
木 村 祥 裕(長崎大学助教授)

風通しを考慮した住宅地計画のための全国主要都市におけるグロス建ぺい率の基準値
建築群の配置・集合形態が地域的な風通しに及ぼす影響 その2
久保田   徹(マレーシア工科大学客員研究員/日本学術振興会海外特別研究員)

せん断破壊型鉄筋コンクリート短柱の軸力保持限界に関する研究
中 村 孝 也(東京都立大学助手)

『栄花物語』にみる「心たくみ」の場所論的解明
西 村 謙 司(日本文理大学講師)

人工衛星SAR強度画像を用いた被害地域検出手法の最近の地震への適用とその妥当性の検討
松 岡 昌 志(防災科学技術研究所地震防災フロンティア研究センターチームリーダー)

ケアおよび会話分析に基づく入居者−職員の関係性と生活展開
小規模グループリビングに関する研究(その1)
三 浦   研(京都大学助手)

蘭領東インドにおけるカンポン改善事業とマドゥラ人カンポンの発展過程に関する考察
−スラバヤのカンポン・シドダディを事例として−
山 本 直 彦(立命館大学講師)

C.ボイトの修復理論に関する史的考察
横 手 義 洋(東京大学助手)

樹木モデルを組み込んだ対流・放射・湿気輸送連成解析による樹木の屋外温熱環境緩和効果の検討
吉 田 伸 治(福井大学講師)

窓の対面環境による視線の感受意識とプライバシーの被害意識の相違
木賃アパート建替集合住宅を事例として
吉 田   哲(京都大学助手)

2004年日本建築学会作品選奨

その年の作品選集のうち特に優れた作品。



相模女子大学100周年記念館マーガレットホール


淺 石   優(日本設計建築設計群プリンシパル・デザイナー)
篠 崎   淳(日本設計建築設計群チーフアーキテクト)
米 澤 彰 子(日本設計建築設計群主任技師)

撮影:吉田誠 日経アーキテクチュア



公立刈田綜合病院


芦 原 太 郎(芦原太郎建築事務所代表取締役)
北 山   恒(横浜国立大学教授/architecture WORKSHOP)
堀 池 秀 人(堀池秀人アトリエ主宰)

撮影:堀内広治



Apartment 鶉


泉   幸 甫(泉幸甫建築研究所所長)

撮影:小林浩志



くまもとアートポリス西合志町保健福祉センター(ふれあい館)


今 村 雅 樹(日本大学助教授/今村雅樹アーキテクツ)
今 川 憲 英(東京電機大学教授)

撮影:平井広行



ナチュラルスラット


遠 藤 政 樹(EDH遠藤設計室)
池 田 昌 弘(池田昌弘建築研究所代表)

撮影:遠藤政樹



山口県立きららスポーツ交流公園多目的ドーム「きらら元気ドーム」


岡 村 和 典(日本設計九州支社チーフ・アーキテクト)
千 鳥 義 典(日本設計建築設計群チーフ・アーキテクト)
松 本 成 樹(日本設計建築設計群シニアアーキテクト)
人 見 泰 義(日本設計構造設計群シニアエンジニア)
斎 藤 公 男(日本大学教授)

撮影:ナカサアンドパートナーズ



ビッグハート出雲


小 嶋 一 浩(C+Aパートナー/東京理科大学教授)
新 谷 眞 人(オーク構造設計代表取締役)
高 間 三 郎(科学応用冷暖研究所所長)

撮影:平井広行



緒方町立緒方中学校


重 村   力(神戸大学教授)
重 村 桂 子(いるか設計集団代表取締役)
吉 村 雅 夫(いるか設計集団取締役)
北 條 稔 郎(北條建築構造研究所代表取締役)
早 草   晋(設備技研本社代表取締役)

撮影:中島真吾 エスエス九州



日本大学理工学部テクノプレース15


坪 山 幸 王(日本大学教授)
永 池 雅 人(梓設計設計第1統括部主幹チーフアーキテクト)

撮影:平井広行



近藤内科病院


古 谷 誠 章(早稲田大学教授)
八 木 佐千子(ナスカ代表取締役)
津 野 恵美子(津野建築設計室)

撮影:松岡満男



ポーラ美術館


安 田 幸 一(日建設計/現東京工業大学大学院助教授)
神 成   健(日建設計設計主管)

撮影:石黒 守



福島県立郡山養護学校


渡 部 和 生(惟建築計画代表取締役)
山 田 邦 彦(遠山一級建築士設計事務所副所長)

撮影:新建築写真部



2004年日本建築学会文化賞

原則として会員以外により,建築文化の向上,建築への理解と認識向上等に貢献した業績。
内子町の町並み・村並み保存運動等を通しての建築文化の振興・普及への貢献
岡 田 文 淑(八日市護国町並保存センター所長)

地球温暖化防止における建築分野の役割を実証的に検証する多くのプロジェクトへの支援、並びにその重要性を広く社会に訴え続けてこられた一連の文化的貢献
茅   陽 一(財団法人地球環境産業技術研究機構副理事長/研究所長)

鳶職技能の実績と伝承
黒 崎 三 朗(黒崎建設株式会社代表取締役社長)