日本建築学会では、建築に関する学術・技術・芸術の進歩発展をはかるとともに、わが国の建築文化を高め、公共の福祉に寄与するため、1949年以来、建築の各分野におけるきわめて顕著な業績を表彰しています。
2011年日本建築学会賞の候補業績を下記の要領によって公募いたしますので、募集要領にしたがって2010年9月13日(月)17時(必着)までに審査に必要な資料を提出してください。
1.賞の対象
近年中に完成し発表された研究論文であって、学術の進歩に寄与する優れた論文を対象とする。その際、分野を集大成した論文、独創的な単独の論文、さらには新しい分野、境界領域の論文まで幅広く考慮する。
2.審査の対象
- 会員が推薦または応募したもの
- 研究機関・団体および職場が推薦したもの
3.審査の資料
- 候補推薦書1部
- 学会刊行物その他に発表された候補論文5部(コピーでもよい)
- 6項に従って作成した候補論文梗概5部
- 審査の必要上さらに詳細な資料の提出を求めることがある。
- 資料の作成費は応募者の負担とする。
4.表 彰
- 1項で規定した研究論文を対象とするが、賞を受ける者はその研究を行った研究者とする。ただし緊密な共同研究にあっては主となって関与した2名以上を表彰することもある。
- 賞は「日本建築学会賞」と称し、賞状、賞牌を授与する。
- 贈呈式は総会の席上で行う。
5.表彰件数
厳選寡少を旨とし10件を基準とする。
6.候補論文梗概
梗概は図表・論文リストを含めてA4判用紙10ページ以内にまとめる。候補論文が複数の既発表論文からなる場合は、そのリストを文末に添付し、各論文の位置づけを梗概中で引用して明確に述べる。候補論文中に候補者が筆頭著者でない論文が含まれる場合は、その論文の筆頭著者が候補者の業績に含めることを了解している旨の署名入り文書を添えること。また過去に学会賞受賞の対象となった論文中に使われた論文は、原則として新たな学会賞の候補論文に加えることはできない。
なお、論文の概要の記述に際しては、次の1, 2が説明されていること。
- 当該研究分野や隣接分野の発展現況の概説
- 候補論文の位置づけ、成果の意義などについて、例えば次に示した観点のうちから幾つかを選定して、当該分野に貢献したことを示す。
- 新しい学問分野の開拓
- 新しい概念、フィロソフィ、アイデア等の導入
- 新しい事象、法則等の発見
- 今後の発展への影響、波及効果
- 社会的貢献度、実用的価値
- その他の観点
ただし、過去に応募歴のあるものは、前回の応募時からの業績内容の変化についての説明を付すことが望ましい。
1.賞の対象
近年中、国内に竣工した建築(庭園・インテリア、その他を含む)の単独の作品であり、社会的、文化的見地からも極めて高い水準が認められる独創的なもの、あるいは新たな建築の可能性を示唆するもので、時代を画すると目される優れた作品を対象とする。
2.審査の対象
- 会員が推薦または応募したもの
ただし、自薦の場合は一作品の応募に限る。3.審査の資料
- 候補推薦書1部
ただし、候補推薦書は1枚とする。推薦者が複数の場合は推薦者欄に連記する。- 写真および主な図面(青写真でもよい)と説明書1部
- 候補者が複数の場合は、それぞれの候補者が候補業績にどう関与したかを明記した資料(候補者はその業績に主となって関与した関係者のあいだで了解が得られていること)
- 上記資料はA3判大のクリアファイルなどにとりまとめて提出する。
- 審査の必要上さらに詳細な資料の提出を求めることがある。
- 資料の作成費は応募者の負担とする。
4.表 彰
- 1項で規定した作品を対象とするが、原則として賞を受ける者の選定にあたってはその作品の設計に主となって関与した個人を少数選ぶ。
- 賞は「日本建築学会賞」と称し、賞状、賞牌、銘板を授与する。
- 贈呈式は総会の席上で行う。
5.表彰件数
厳選寡少を旨とし3件を基準とする。
1.賞の対象
近年中に完成した建築に関する技術であって、特定の建築・工法・材料・手法等に結実した新しい技術(研究・開発を含む)を評価の対象とする。
(注:継続的な活動によって構築された技術が対象となる場合は業績部門とする)2.審査の対象
- 会員が推薦または応募したもの
- 研究機関・団体および職場が推薦したもの
- 特許などにかかわるものにあっては、公開され利用が可能なものに限る。
3.審査の資料
- 候補推薦書1部
ただし、候補推薦書は1枚とする。推薦者が複数の場合は推薦者欄に連記する。- 6項に記載した候補技術説明書3部
- 候補者が複数の場合は、それぞれの候補者が候補業績にどう関与したかを明記した資料(候補者はその業績に主となって関与した関係者のあいだで了解が得られていること)
- 審査の必要上さらに詳細な資料の提出を求めることがある。資料となる出版物のあるときは、その名称・発行年月日・発行所を示して提出資料に代えることができる。
- 資料の作成費は応募者の負担とする。
4.表 彰
- 1項で規定した技術を対象とするが、賞を受ける者の選定にあたってはその技術の確立に主となって関与した個人を少数(4名以下)選ぶ。
- 賞は「日本建築学会賞」と称し、賞状、賞牌を授与する。
- 贈呈式は総会の席上で行う。
5.表彰件数
厳選寡少を旨とし3件を基準とする。
6.候補技術説明書
候補技術説明書は図表・写真・文献リストを含めてA4判用紙4ページ以内にまとめる。その際、下記の事項のうち該当する項について記述する。なお、引用文献を添付することは差し支えない。
- 独創性・画期性
- 比較対象となる技術があれば、その主なものの概要を列挙し、当該分野の技術水準をどのように理解し、把握しているかを要約する。
- 比較対象とした技術に対して、候補技術がいかに優れているか、特にその独創的であると思う部分、新鮮なアイデア、工夫など、具体的に説明する。
- 評価の側面
独創性に加えて有効性・応用性などの側面で候補技術が評価されることを希望する場合は、その側面を説明する。- 候補者と業績との関係
候補者の業績がその所属する機関または組織内で成し遂げられたものである場合は、当該候補者がその業績達成のために果たした役割を具体的に説明する。
1.賞の対象
学術・技術・芸術などの進歩に寄与する、論文・作品・技術部門以外の優れた業績であって、近年中に完成した業績および継続的な活動によってその成果が認められた業績で、次に該当するものを対象とする。
- 建築・都市に関するもの
- 建築の技術・技能に関するもの
- 建築遺産の保存修復に関するもの
- 建築評論・著作・出版事業に関するもの
- 建築にかかわる社会活動に関するもの
- その他この賞の目的に適合するもの
2.審査の対象
- 会員が推薦または応募したもの
- 研究機関・団体および職場が推薦または応募したもの
- 本会の委員会活動の成果に関わるものは、公募の対象としない。
- 特許などにかかわるものにあっては、公開され利用が可能なものに限る。
3.審査の資料
- 候補推薦書1部
- 6項に記載した候補業績説明書3部
- 候補者が複数の場合は、それぞれの候補者が候補業績にどう関与したかを明記した資料(候補者はその業績に主となって関与した関係者のあいだで了解が得られていること)
- 審査の必要上さらに詳細な資料の提出を求めることがある。資料となる出版物のあるときは、その名称・発行年月日・発行所を示して提出資料に代えることができる。
- 資料の作成費は応募者の負担とする。
4.表 彰
- 1項で規定した業績を対象とするが、賞を受ける者の選定にあたってはその業績に主となって関与した者を少数選ぶ。ただし、組織などで個人を選ぶことができないときは組織などを表彰することもある。
- 賞は「日本建築学会賞」と称し、賞状、賞牌を授与する。
- 贈呈式は総会の席上で行う。
5.表彰件数
厳選寡少を旨とし4件を基準とする。
6.候補業績説明書
候補業績説明書は図表・写真・文献リストを含めてA4判用紙4ページ以内にまとめる。その際、下記の事項のうち該当する項について記述する。なお、引用文献を添付することは差し支えない。
- 独創性(または新鮮である側面)
- 比較対象となる業績があれば、その主なものの概要を列挙し、当該分野の水準をどのように理解し、把握しているかを要約する。
- 比較対象とした業績に対して、候補業績がいかに優れているか、特にその独創的であると思う部分、新鮮なアイデア、工夫など、具体的に説明する。
- 評価の側面
波及効果、社会的貢献などの側面で候補業績が評価されることを希望する場合は、その側面を説明する。- 候補者と業績との関係
候補者の業績がその所属する機関または組織内で成し遂げられたものである場合は、当該候補者がその業績達成のために果たした役割を具体的に説明する。
ただし、過去に応募歴のあるものは、前回の応募時からの業績内容の変化についての説明を付すことが望ましい。
1.資料の取扱い
- 資料は所定の候補推薦書に添付する。会誌に掲載してある書式をコピーしたものでも差し支えない。
- 提出先
〒108-8414 東京都港区芝5-26-20
社団法人日本建築学会
日本建築学会賞選考委員会○○部門
- 審査のために提出した資料で、返却を希望するものは返却する。
- 受賞者は提出資料1部を本会に寄贈する。
2.日 程
2010年9月13日17時(必着) 応募・推薦締切 2011年4月 理事会で表彰業績の承認後公表 2011年5月 贈呈式(総会) 3.その他の共通事項
- 候補業績の推薦にあたっては、候補者本人の了解を得ること。
- 適当な業績がなければ表彰しない場合もある。
- かつて同一部門の業績で受賞した者への重賞はなるべく避ける。
- 賞を受ける者は個人が原則であるが、個人を特定しがたい場合は組織等を表彰する場合がある。
- 表彰する業績の名称および賞を受ける者は、選考の結果、候補推薦書と異なる場合がある。
- 業績の内容が2つ以上の部会に関係あるときには、関係部会が協議して審査担当部会を決める。
- 作品・技術・業績の受賞者には、受賞者の負担で業績紹介用の展示パネル等を作成していただく場合がある。
- 過去の受賞業績・受賞者は日本建築学会ホームページhttp://www.aij.or.jp/scripts/prize/prize.htmを参照されたい。
委員長 辻本 誠(東京理科大学教授)
論文部会
部会長 多田 元英(大阪大学教授)
幹 事 郡 公子(宇都宮大学准教授)
古阪 秀三(京都大学准教授)
委 員 池田 耕一(日本大学教授)
田中 哮義(京都大学防災研究所教授)
西村 幸夫(東京大学教授)
畑中 重光(三重大学教授)
布野 修司(滋賀県立大学教授)
三浦 賢治(小堀鐸二研究所技術顧問)
宮本 雅明(九州大学教授)
両角 光男(熊本大学教授)
野城 智也(東京大学生産技術研究所教授)
芳村 学(首都大学東京教授)作品部会
部会長 古谷 誠章(早稲田大学教授)
幹 事 陶器二三雄(陶器二三雄建築研究所代表)
前田 忠直(京都大学名誉教授)
委 員 伊香賀俊治(慶應義塾大学教授)
岩ア 堅一(岩ア建築研究室代表、東京都市大学名誉教授)
上野 淳(首都大学東京教授)
大谷 弘明(日建設計設計部門副代表/設計室長)
川瀬 俊二(大林組建築本部副本部長)
陶器 浩一(滋賀県立大学教授)
トム ヘネガン(東京芸術大学教授)技術部会
部会長 本橋 健司(芝浦工業大学教授)
幹 事 野原 文男(日建設計執行役員/設備設計部門代表)
松村 秀一(東京大学教授)
委 員 川合 廣樹(アール・エス・アイ代表)
竹内 徹(東京工業大学教授)
丹野 吉雄(竹中工務店設計本部構造担当部長)
戸河里 敏(鹿島建設技術研究所長)
野沢 正光(野沢正光建築工房代表)
鉾井 修一(京都大学教授)
山本 良介(山本良介アトリエ代表)業績部会
部会長 安藤 正雄(千葉大学教授)
幹 事 芝山 哲也(大成建設設計本部副本部長)
林 静雄(東京工業大学教授)
委 員 延藤 安弘(愛知産業大学教授)
川瀬 貴晴(千葉大学教授)
高橋 紀行(竹中工務店執行役員)
中川 理(京都工芸繊維大学教授)
萩島 哲(九州大学名誉教授)
松尾 彰(広島大学教授)
森 暢郎(山下設計取締役会長)